読書プラン情報

喜びがあなたのもとに!―クリスマスへのカウントダウンサンプル

Joy! to Your World! A Countdown to Christmas

25日中 4日

第一次世界大戦中、イギリスの兵士たちは1914年のクリスマスイブをフランスの戦場で過ごしました。四ヶ月にわたる戦闘の末に、百万人を超える兵士が血まみれの紛争によって命を失いました。息絶えた兵士の遺体は、敵軍の塹壕(ざんごう)に散らばっていました。



そんな中、フランスの凍える戦場で奇跡が起こりました!ろうそくの火が照らされた木がドイツ軍の塹壕の上に現れるのを、イギリスの兵士たちは驚いて見ていました。



「ドイツ軍の胸壁から深みのあるバリトンの声が聞こえてきた。ドイツの看護婦が歌ってくれた歌だ。おごそかで優しげな声が凍った霧の中から聞こえてきた。とても不思議な、まるで異世界にいるようだった」と若いイギリス兵士の日記に書かれています。



「きよし このよる 星は ひかり……」



ドイツの兵士たちが歌い終わった時、イギリス軍は仕返しすることにしました。大砲による轟音による仕返しの代わりに、イギリスの兵士たちは歌いました。



「まきびと ひつじを 守れる そのよい、

たえなる み歌は 天より ひびきぬ……」



イギリスの男たちが『主イエスは生まれぬ』と歌い終えると、敵は拍手し、『もみの木』を声高らかに歌い始めました。



イギリスの兵士たちが『神の御子は今宵しも』を歌い始めた時、まさにその瞬間、ドイツ兵たちも一緒に歌い出したのです。彼らは敵と一緒に歌っていたのです。



これは血に染まった戦場での出来事の中で、最も驚くべきものです。熾烈(しれつ)な戦争の真っただ中、敵対する二国が同じクリスマスキャロルを歌っていたのです。敵対する兵士たちは、数分前には戦地だった中間地帯で挨拶を交わしたと記されています。兵士たちはクリスマスの挨拶をし、クリスマスの日には発砲しないことに合意しました。



遺体に囲まれた中で、幾千もの兵士たちが平和の君の誕生を祝ったのです。



誰かが『きよしこの夜』をフランス語で歌い始めました。そこにドイツ語で歌う声が加わり、そして、最後に英語になりました。



このシーズン、誰との和解が必要ですか?魂を失ってしまうような熾烈な戦いの中にありますか?クリスマスは、あらゆる時代の人々に平和をもたらす御子生まれ、豊かな平和が可能となった瞬間です。
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この読書プランについて

Joy! to Your World! A Countdown to Christmas

クリスマスは、天国が私たちのこのほこりだらけで汚い世界に到来することを期待する時です。クリスマスは、奇跡が本当に起こること、祈りが実際に聞かれること、そして天国にはたった一つの応答しかないことを、私たちみんなに思い出させる季節です。この読書プランでは、マリヤ、ヨセフ、ザカリヤ、エリサベツ、羊飼いや博士たちの体験を通して、最初のクリスマスの意義と、最初のクリスマスが今日の私たちの人生とどのように交錯するかを探求します。

このデボーションを、ご提供下さった、キャロル マクラウド氏とジャスト ジョイ ミニストリーズの方々に感謝申し上げます。詳細につきましては、こちらのウエブサイトをご参照下さい。www.justjoyministries.com

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