読書プラン情報

新しい年、新しくされる恵みサンプル

New Year, New Mercies

15日中 8日

「神はあなたに信じるよう招き、そして、あなたが信仰によって本当に生きる人になるよう熱意をもって働かれます。」


あなたがどれほど真剣に考えているか分かりませんが、あなたにとっても、私にとっても、信仰は「自然」なものではありません。疑うのは当然です。恐れるのも当然です。経験に従って判断するのも当然です。眠りにつく前、そして朝目覚めたときに、個人的な「もし、こうなったら、どうしよう」というありもしない現実、仮定を自分に問いかけるのも当然の行動です。頭で考え、身体の感覚に沿って生きるのは当然です。他人の人生を羨んで、なぜ自分の人生はそうならないのだろうか?と考えるのも当然です。人や状況、場所に対して、コントロールしたいと思うのは当然なことです。自分の必要を体に入れられるよう、自分自身をコントロールするのも当然です。天からのみ与えられる平和を、地において求めるのも当然なことです。自分ではどうしようもできない物事に対して、不安になり何とかならないかと願うことも当然です。失望、落胆、抑うつ、そして絶望を自分の心に招いてしまうのも当然です。そして、忙しさ、物欲、メディア、食事、その他の物質的なものによって自分の感覚が麻痺してしまうのも当然です。何かにがっかりしたくないから、自分の価値基準を落として物事を見ることは当然なことです。でも、私たちにとって、信仰だけは、当然なことではないのです。


それゆえ、恵みにおいて、信じることを神は私たちに与えてくださいました。パウロがエペソ人への手紙2章8節で書き残したように、信仰こそ、神からの賜物なのです。神は私たちに何よりもまず最初に、信じる力を与えてくださいますが、それだけにとどまりません。恵みによって、神は日常の中で起こるどんな状況、どんな場所、どんな人間関係においても、私たちを日々生きた業(わざ)において、造り、鍛え、曲げ、練り上げます。神が本当におられること、そして本当に神を求める人々に神は報いてくださるという、揺るがない信仰を土台に命を立てあげることができるように。(ヘブル11:6)


あなたが、もし次に想定外の困難が起きて、予期せぬ事態に直面したとき、神があなたを見捨てられたとは決して思わないで、神があなたのそばにいて、そして神はあなたに善い働きをしてくださっていることを思い出してください。神は、あなたの知恵、経験、正義、そして強さの欠けたところに働きかけて、あなたが生きるべき人生を生きているかどうか、神を中心とした信仰からなる人生をいただく者へと、造り変えておられるのです。神は最高の陶器師であり、私たちはその陶器師の粘土の器です。神は、神の陶器師としての手によって、私たちが心から信じて疑わない信仰者として形造るまで、私たちを彼のろくろの上から降ろしません。


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この読書プランについて

New Year, New Mercies

この十五日間の読書プランを通し、ポール・デービッド・トリップ(Paul David Tripp)が、あなたにそそがれる神の恵み―この恵みは絶対に古びないという真実―を思い起こさせてくれます。より良い人間になろうと「行動」したり、モチベーションを刺激する格言があったとしても、あなたを新しくするには足りないのです。神の正しさに信頼し、神の恵みに頼り、神の栄光のためにと、一日一日を生きていきましょう。

このプランを提供してくださったCrosswayに感謝します。詳細については、次のサイトをご参照ください。 https://www.crossway.org/books/new-morning-mercies-hcj/

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