読書プラン情報

新しい年、新しくされる恵みサンプル

New Year, New Mercies

15日中 9日

「神を信じる者にとって、恐れとは、神を忘れるということです。もし神が完全に支配され、神が完全で、賢明で、義であり、善だと信じるならば、どうして恐れることがあるのでしょうか。」


ユダの王ヒゼキヤの言葉は、何世紀も前の人々は恐怖の時代に生きていたことを伝えています。ユダは強国アッスリヤのセナケリブ王に侵略されていました。ヒゼキヤ王は、ユダの民を戦いに備え武装させましたが、ヒゼキヤ王がしたのは、それだけではありませんでした。ヒゼキヤはユダの民に、より重要な問題を語りました。ヒゼキヤは、このような時に神の民はしばしば恐れを与えられ、その恐れがどこから来るかを知っていたのです。多くの場合、訪れる試錬(しれん)の中で、神の民にも混乱が起こります。それは人々が、何を信じればよいのか忘れてしまうからです。人々はしばしば神の民であることを忘れ、神が全能の力と栄光のすべてであることを忘れてしまうのです。この時、ヒゼキヤ王はよく分かっていたのです。ただ良い将軍であるだけでは、良い王ではなく、良い王であるには同時に賢明に民を導く牧者でなければならないことを。


アッスリヤの猛攻撃に備え、ヒゼキヤはユダの民に、戦闘の勇気、戦闘の経験、そして武器の扱い方だけを任せられていると思われたくありませんでした。ヒゼキヤ王はユダの民に、自分たちは驚くばかりに祝福されているということを、絶対に忘れてほしくないと願いました。そこでヒゼキヤ王は民に語りました。「心を強くし、勇みたちなさい。アッスリヤの王をも、彼と共にいるすべての群衆をも恐れてはならない。おののいてはならない。われわれと共におる者は彼らと共におる者よりも大いなる者だからである。 彼と共におる者は肉の腕である。しかしわれわれと共におる者はわれわれの神、主であって、われわれを助け、われわれに代って戦われる」(歴代志下32:7-8)


想定外の困難に直面し、立ち向かう勇気が必要な時があります。あなたは「そんな勇気はどこにあるでしょう」と尋ねたくなるかもしれません。ヒゼキヤ王はあなたに答えています。「神をみなさい。神を思い出しなさい。」神の子として、あなただけが戦いのただ中に取り残されることは、絶対にありません。


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この読書プランについて

New Year, New Mercies

この十五日間の読書プランを通し、ポール・デービッド・トリップ(Paul David Tripp)が、あなたにそそがれる神の恵み―この恵みは絶対に古びないという真実―を思い起こさせてくれます。より良い人間になろうと「行動」したり、モチベーションを刺激する格言があったとしても、あなたを新しくするには足りないのです。神の正しさに信頼し、神の恵みに頼り、神の栄光のためにと、一日一日を生きていきましょう。

このプランを提供してくださったCrosswayに感謝します。詳細については、次のサイトをご参照ください。 https://www.crossway.org/books/new-morning-mercies-hcj/

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