読書プラン情報

「完璧にはいかない」子育てサンプル

Imperfect Parenting

6日中 5日

性格



性格とは客観的に見た人柄のことではなく、実際の人間性、特に周りに誰にもいないときに現れる人間性のことです。人それぞれに性格があります。では、あなたはどんな性格でしょう?正直で親切ですか?それとも自己中心的で失礼でしょうか?人生に成功をもたらすような性格を身につけるためには、努力が必要です。



性格の善し悪しは人を見ればわかります。親が子供に望む性格は聖霊の実である「愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意、忠実、柔和、自制」(ガラテヤ人への手紙5章22-23節)です。では子供の性格を形成するには、どうすればよいのでしょう?模範を示して教えることです。



模範を示す

子供に強く、立ち直りが早い性格を望むなら、親がその模範を示さなければいけません。「子供は親の背中を見て育つ」と言われるように、子供は常に親の行動を見ています。もし、子供にはわからないだろうと高をくくっているなら、考えを改めた方がいいでしょう。そして子供に正直な人生を歩み、誰にでも親切にしてほしいなら、親がそういう生き方をしなければなりません。また失敗したときに、きちんと謝れる子供に育てたいなら、親がそういう人でいなければなりません。もしそれが子供に謝り、ゆるしを求めることであってもです。



教える

子供に良い性格の模範を示すだけでなく、教え諭すことも大切です。親が教えられる時間はわずかですから、すべての瞬間を大切にしてください。子供には一生懸命に働き、稼ぐ方法を教えなければなりません。失敗や挫折は付きものです。そんなときは立ち上がってもう一度頑張るように導いてあげましょう。何かの賞品をもらったり、褒めてもらうときは、傲慢(ごうまん)にならず感謝の気持ちで受け取るように教えましょう。



私たちは神から、地上で子供を教育するという大きな責任が与えられています。子供をどんな人に育て上げるかが、この教育の大部分です。そこで、私たちにある決断が求められます。学校やスポーツで良い成績を取り、人気を得ることと、良い性格を身につけることの、どちらが子供にとって大事でしょうか?私たちが信頼できるのは「患難は忍耐を生み出し、忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出す」(ローマ人への手紙5章3-4節)という御言葉(みことば)です。子供がどんな人になるか親には決められませんが、子育てに力を注ぐことで親の役目は果たせます。あとは神を信頼して委ねましょう。


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この読書プランについて

Imperfect Parenting

完璧な子育てにこだわり、夜も眠れない人たちがたくさんいます。最良の親でいなければ、と思うあまり子供をダメにしないか不安になるかもしれませんね。幸い、神は天の父であり、地上で子育てをする私たちを導いてくださいます。この6日間のプランでは、子育てに役立つ大事なことをいくつか学びます。

YouVersionによって作成、提供されたオリジナルの読書プランです。

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