読書プラン情報

神との語らいサンプル

Conversations With God

14日中 5日

90年代の初めごろ、リチャード(私の夫)と私は十年近く所属していた教会から違う教会へ転会することを考え始めました。私たちはもっと現代的な賛美のスタイルを望んでいましたが、そのような変化は当面の間はなさそうでした。数か月かけて、良さそうな教会を二つ三つに絞り、転会に備えていました。



同じ時期に、週末の霊的な刷新の修養会に参加することにしていました。男性の修養会が先に行われ、女性はその二週間後でした。私たちは「通っている教会を変える」というこのタイミングで主と共に過ごす機会を持てることを楽しみにしていました。



修養会で七十二時間過ごしたリチャードは個人的な霊的な目覚めを体験しました。日曜の夜、帰宅したリチャードの顔からそれが分かりました。リチャードの話を聞きながら、私も自分の番がますます待ちどおしくなりました。



いろいろと詳しく話をしてくれた後で、リチャードは上手に最後までとっておいた話を持ち出しました。慎重に言葉を選びながら、彼は修養会の間、私たちが教会を変えないように、つまり、とどまってそこで根をおろすようにと主が語られたことを説明しました。私も負けずにかなりきつい調子で、主は「私には」そんなことは全然語られていませんし、リチャードが神様の語りかけを間違って聞いたのに決まっていると言い返しました。それに対して、時が来れば分かると彼はうまく答えました。



私が参加した修養会の最終日も後半に差しかかったころ、主は私にも語られました。その時まで思いもよらなかったことが、次の瞬間にははっきりと示されました。母教会にとどまること。それ以外にありません。私の意思であらかじめ決めていたことが、神の揺るがない堅固な御心とぶつかりました。ちょうど、スピードを出しすぎた車が鋼のガードレールに突っ込んでいくように。



動揺して落ち込んだ私は、心から悲しみ、涙しました。主に従うことを求められていたのです。教会にとどまるようにと主は言われました。でも、そのとき、主がそう言われる理由が理解できませんでした。「なぜ」かが分かるまでには何年もかかりました。ともかく、私たちは従うことを決心し、教会にとどまりました。



その後、私の鼻っ柱はへしおられ、―ああ、それに続いて、謙遜を学ぶことになったのです。私が人生の中で学んだ大切な教訓は、主に従い、いやおうなしに学ぶことによって得られました。



驚いたことに、神の穏やかなみちびきによって、私たちの教会もまた変えられたのです。今では経験から、主はどんな人でも変えることがおできになると分かりました。この私でさえも、変えられるのです。そして、母教会の霊的な目覚めを目にすることができたのですから、とどまって待ったかいがありました。主に従うとき、そこには必ず祝福があります。


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この読書プランについて

Conversations With God

神との語らいによって、祈りの生活は神との親しい交わりの喜びに満ち、神の御声に耳を傾けるひとときとなります。神はあなたが神と語らうことを、人生のすべての場面において喜んでほしいと願っておられます。語らいは、進むべき道、対人関係、人生の目的、すべてにおいて大きな違いをもたらすのです。この読書プランは神と深く心を通わせ生きる人々の、わかりやすい証(あかし)をたくさんご紹介します。神は私たちを愛しておられます!

この読書プランを提供してくださったSusan Ekhoff氏に感謝します。詳細はこちらのウェブサイトをご参照ください。 https://www.amazon.com/Prayer-That-Must-Power-Conversational/dp/1496185560/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1498693709&sr=8-1&keywords=prayer+that+must%2C+the+power+of+conversational+prayer

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