読書プラン情報

神との語らいサンプル

Conversations With God

14日中 9日

ときには、祈りの次の段階で「明け渡す」ことを学ぶことがあります。魂を主の祭壇にささげるというこの行為は、私たちの意思にしがみつかず、神におささげし、結果を主の御支配のもとにお任せするという特別な時であり、場です。そのようなとき、自分にとって一番大切なことや大切な人を神の御前にささげ、自分は引き下がります。次に何が起こるかわからないままに。ひとりぼっちで先の見えないこの瞬間は、とても恐ろしいものです。



明け渡すことは、イエスとの愛ある交わりの真ん中で、主が関わってくださる祈りです。自分の意思や大切な人を明け渡すことは、私たちにとって耐え難い苦痛であることをイエスはご存じです。ご自分も経験されたので分かるのです。そしてその苦痛のただなかで私たちを支えてくださいます。明け渡すことで、聖霊があふれるばかりに恵みを注いでくださり、主の御臨在という祝福が与えられます。主の御名をほめたたえましょう!明け渡したらそのまま、主の御腕という愛の中にまっすぐ飛び込んでいけるのです。



ここでいったん、聖書の中や歴史上、また現代の人物で私たちの人生に大きな影響を与えた英雄を心に浮かべてみましょう。称賛に値する偉人に共通して目につくことは、祭壇の前に進みでるという経験をしていることです。神がくださるさらに大きな人生の目的を示され、自分の意思ですでに決めていた計画に待ったがかかったとき、自分自身を祭壇にささげて神に従うという決心をしているのです。たとえそれが犠牲や苦しみの道であってもです。はたして、明け渡すという彼らの苦しみは人生で最も幸いなひとときであり、その結果として彼らの足跡は後々までも影響を与えています。同様に、私たちが自分で定めていた意思を明け渡し、神の御心と召命に従うなら、私たちも御国を宣べ伝えるという壮大なミッションの一端を担い、自分の力以上に用いていただけるのです。



しかし、明け渡すという祈りの価値の大きさはわかるとしても、怖くてそうは祈れない、まだ無理、という場合はどうなるのでしょうか?そのような人は、「主よ、明け渡します、と自ら進んで祈れるように心を変えてくださいますように」と祈るのが最善です。このように途中まで歩み寄り、できる範囲でゆだねることで、主が力強く働いてくださるようになり、全行程を終えられるように助けてくださいます。英語のAMPC(Amplified Bible, Classic Edition)版聖書には「(あなた自身の力ではなく)たえずあなたがたのうちに実際に働きかけて、(力を与えて願いを起させ)、望ませ行わせておられるのは神であって、神はそれをよしとし、喜んでくださいます。」(ピリピ人への手紙 2:13)とあります。どの程度明け渡すにしても、どのような時も、神は信頼するに足るお方です。神にとって、難しすぎることは何もありません。そして、私たちにとって大切なものはすべて、主のもとにおゆだねしていれば安心です。


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この読書プランについて

Conversations With God

神との語らいによって、祈りの生活は神との親しい交わりの喜びに満ち、神の御声に耳を傾けるひとときとなります。神はあなたが神と語らうことを、人生のすべての場面において喜んでほしいと願っておられます。語らいは、進むべき道、対人関係、人生の目的、すべてにおいて大きな違いをもたらすのです。この読書プランは神と深く心を通わせ生きる人々の、わかりやすい証(あかし)をたくさんご紹介します。神は私たちを愛しておられます!

この読書プランを提供してくださったSusan Ekhoff氏に感謝します。詳細はこちらのウェブサイトをご参照ください。 https://www.amazon.com/Prayer-That-Must-Power-Conversational/dp/1496185560/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1498693709&sr=8-1&keywords=prayer+that+must%2C+the+power+of+conversational+prayer

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