神は_______サンプル

神は信頼できる

イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変ることがない。ヘブル人への手紙 13:8

これまで誰かにうそをつかれたり、裏切られたり、信用を裏切られたりしたことがあるだろうか？一度くらいは経験したことがあるだろうし、きっと将来にも起こるだろう。それはなぜか？人間が完璧ではないからだ。

最善を尽くして自分の言ったことを行い、約束を守り信頼に値する人間になろうとしても、私たちは失敗を避けられない。仕事の締め切りに間に合わなかったり、友人との約束を破ったりと、人間関係において信頼を失うことは誰にでもあることだ。

信頼を失うことはその場だけでも大きな痛みだが長期的にもダメージがある。実際、人の脳、身体、人間関係に信頼を失うことが与える影響について神経科学では広範な研究が行われている。

脳は周りの人を信頼するようにできており、信頼すると、科学者が「愛の化学物質」あるいは「信頼の万能薬」と呼ぶオキシトシンが放出される。この化学物質が脳内で放出されると、信頼感が増し、ポジティブな信頼体験をすればするほど、周りの人を信頼しようという気持ちが強くなる。

しかしその逆もまたしかり。信頼が裏切られると、恐怖を生み出す脳の部分が刺激され、それ以降、信頼するということが難しくなる。

だからしばしば、神との信頼関係において、他人との過去の不幸な経験を、現在の完全な神との経験に投影したくなるのだ。

たとえば親や立場が上の人に傷つけられたことが原因で、神を信頼することが難しくなっているのかもしれない。あるいは自分の人生に何かひどいことがあって、そうしないでほしいという祈ったにも関わらず神が答えてくれなかったと感じて、今、神を信頼することが難しいのかもしれない。

このような体験の痛みは現実だが、神がどのような方であるかという真理は変わらない。神は完全に信頼できる唯一のお方だ。どうして神を信頼できるのかを、聖書がどのように語っているのか見てみよう。

• 神は決して変わることがありません。 いつでも考えを変えることができる人間とは異なり、神はあなたへの愛やあなたのための良い計画について決して考えを変えることがない。神は一貫性があり、神の愛は不変である（マラキ書 3:6、へブル人への手紙 13:8参照）。
• 神はあなたから離れたり、あなたを見捨てたりすることは決してありません。 あなたが何かしたからといって、神があなたから遠ざかることはない。神はいつも共におられ、私たちの身に何が起ころうとも、そのすべてにおいて私たちとともにいてくださる(ヘブル人への手紙 13:5、ローマ人への手紙 8:39を参照）。
• 主はいつも私たちの益となるように働いておられます。 たとえこの世で痛みを経験したとしても、神は灰の中から美しいものをつくり出せる。神は回復とあがない（贖い）を得意とされ、私たちの痛みに目的を与えることができる(ローマ人への手紙 8:28、イザヤ書 61:1-3参照）。

他の人が何度あなたを失望させたとしても、神は決してあなたを失望させない。神はあなたから決して離れないし、あなたが信頼に値するお方なのだ。

祈り 神様、私は時々、_________なのであなたを信頼することが難しくなります。私がその壁を乗り越え、あなたを完全に信頼できるように助けてください。あなたが完全に信頼できる方であることを感謝します。そして、すべてのことを通してあなたの益となるように働いてくださることを感謝します。イエスさまの御名によって。アーメン

チャレンジ 少し時間を取って、人生のどこで神様を完全に信頼できないのかを祈って知りましょう。そして神にゆだねましょう。書きとめて、神に手渡したつもりで、箱に入れるのもいいでしょう。