神は_______サンプル

神は何者なのだろう？

神は_______。

どんな言葉が思い浮かぶだろう？愛なる父としての神だろうか。癒やし主、与え主としての神を体験したことがあるかもしれない。あるいは、遠く離れた、怒っている、裁き主のようだろうか。

どう答えたとしても、あなた自身の神の見方は人生において信じられないくらいの重みを持っている。事実、著名な牧師であり作家のA.W.トーザー（A.W.Tozer）はこう記した。「私たちが神について思い浮かぶことこそが、私たちの最も重要なことである。」

自分の神の見方は、自分自身や周りの人たち、そして取り巻く世界の見方に影響を与える。だからこそ神がどんなお方であるかという基盤を、一時的な感情ではなく、神の言葉の決して変わることのない真理に置くことがとても重要なのだ。

もしかすると悲しみ、喪失、そしてがっかりすることを経験して、神に対して怒ったり、神によって傷つけられたりしたと感じたかもしれない。他のクリスチャンから裁かれた、非難されたと思って、神も同じようなお方だと思っているだろうか。それとも祈ったり、神とつながろうとしたりしたけど、何も感じなかったから、神を遠く離れた、冷たい、愛のないお方だと思っているのだろうか。

こうした経験や感情はまごうことなく事実だが、神の本質を正確にあらわしていない。

じつは神の見方をゆがめるのは、はじめから敵の手口だった。神はアダムとエバとともに歩んだエデンの園で「善悪を知る木からは取って食べてはいけない」とたった一つのルールを与えられた。しかし敵がやってきてエバに、神が「本当に」食べられないと言ったのかと尋ね、本当に必要なものを神がわざと与えないのだと信じさせてしまった。

そしてエバはその実を食べ、罪が世に入り、人と神との関係が断絶されることとなった。

しかしこのような状況の中でも神の本質は決して変わらなかった。アダムとエバに愛をもっておおいをかけられた。それは神と人との交わりを回復するために、神の究極の犠牲的な愛の行為、すなわち神の御子イエス、罪のない命を世に送られ、私たちの代わりに死ぬことを予見させるものだった。

もしかしたら旧約聖書の神はただ裁き、新約聖書になって初めてイエスを通してあわれたと思うかもしれない。でも本当のところ、神は私たちが神を追い求める前からずっと罪深い私たちを優しく追い求めておられた。神はいつも約束を誠実に行われる。そして神はいつも正義とあわれみ、聖と愛、主権と不変の存在そのものである。

神の本質は深く豊かで、そして偉大すぎて完全に言い表せないけれど聖書全体を通してその手掛かりを見られる。

だから神について考えるとき、どのような神の見方をあなた自身がしているのかを考えてみよう。それは神の言葉の真理に基づくものだろうか？それとも過去の苦痛に基づくものであろうか？

これから数日間、神の本質を聖書でいくつか見ていく。神の本質がわかるように、そして神御自身をもっとはっきりと示してくださるように祈ろう。神やクリスチャン、教会との経験がどうであったとしても、このことを知っておこう。天地を創られた神はあなたをも創造し、愛し、熱心に追い求めておられることを。

祈り 神様、私はあなたが何者なのかを知るのに、しばしば不完全な情報に基づいていることに気づきました。私があなたについて信じているあらゆるうそを示し、それを真実に置き換えてください。今日、あなた自身とあなたの本質をもっとはっきりと示してください。イエスさまの御名において。アーメン

チャレンジこの文章を完成させてください。神様は_______。思いつく限りたくさんの言葉を書いて、その根拠となる聖書の箇所を探してみましょう。