読書プラン情報

ハバククの旅路サンプル

Habakkuk's Journey

6日中 5日

「神に頼る」



デボーション

クリスチャンとして私たちはよく神の愛にばかりこだわり、神のあわれみばかり注目してしまいます。神の愛の中には憤りもあることを忘れがちです。では、なぜそのことを忘れてしまうのでしょうか。神が私たちのために払ってくださった犠牲があまりに大きい愛の賜物なので神の怒りのイメージをはるかに超えてしまうのです。ひとつはっきりしている素朴な真実があります。神は正義の神であり、神は不当に世の中に対して怒りをぶちまけるようなことはないし、恨みに取りつかれるようなこともないということです。人類に対する神の愛はとても大きいので神は御自分の望みとは反対の方向にさえも向かってくださるのです。



以前、キリスト教を弁護する護教論者が次のような質問されるのを聞いたことがあります。「もし神がそんなにも愛に満ちているのなら、なぜ人が地獄に堕ちるのをお許しになるのか。」この質問に対する答えを聞いたとき、この事に関して私の考えが大きく変わりました。その引用を要約すると、「地獄にいるということは神から離れているということ。この事が意味するのは、神は本当に愛に満ちておられるので選択の自由を尊重されているというのです。もしある人が生きている間に神から離れて生きることを選んだのであれば、神は死後の世界でも神と共にいることを強要しないのです。」この本当の意味を考えるとすさまじい驚きをおぼえます。その理由は、ペテロの第二の手紙3章9節で次のように語られている通りです。



ある人々がおそいと思っているように、主は約束の実行をおそくしておられるのではない。ただ、ひとりも滅びることがなく、すべての者が悔改めに至ることを望み、あなたがたに対してながく忍耐しておられるのである。



考えてみよう

この学びを進めていく前に、しばらく時間をとって次の質問に答えてみましょう。できるだけ正直に詳しく答えましょう。明日の学びで著者の考えを読む準備となります。



1. この章全体に流れているテーマは何でしょうか?



2.「セラ」に込められた意味は何でしょうか? どのように答えればよいのでしょうか?



3. 全体を流れるテーマをもう一度振り返ると、ハバククは何を読者に伝えようとしているのでしょうか?



4. 今日の世界に照らし合わせてみると、この章の内容をどのように考えればよいのでしょうか?また、どのように日常生活で生かせばよいのでしょうか?
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この読書プランについて

Habakkuk's Journey

この読書プランでは、ハバククを通して人生で困難な旅路を歩むときのあり方を学びます。

このプランを提供してくださったTommy L. Camden II氏に感謝します。詳細については、次のサイトをご参照ください。 http://portcitychurch.org/

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