聖書を、読むぞサンプル

聖書って何？なぜ大切なの？

「よく読み込まれた聖書は、豊かな魂の証である。」 作者不明

聖書は一般的に「神の言葉」または「御言葉」と言われますが、キリストに従う者にとっては、いのちのガイドブックであり、イエスに近づくための歩みを助けてくれる重要な鍵です。聖書は私たちの質問のすべてに答えてくれるわけではありませんが、神とはどんな方か、隣人とどのように付き合うか、目的を持って生きるにはどうすればいいか、どうすれば永遠のいのちを受けられるのかについての方向を示してくれます。

私たちが言われてもっとも気力がくじかれることの一つは、「もっと」聖書を読みなさい、です。しかし、聖書について力強い真実を学ぶことができれば、毎日の習慣として取り入れる励みになるでしょう。

最初に、聖書とは「どんなものか」話してみましょう。

聖書は次のようにできています……

• 66巻の別々の書物……


• ……1500年以上の期間で書かれている……


• ……３つの言語で……


• ……40人以上の著者によって……


• ……三大陸が舞台となって……


• ……すべて神の霊感によって。

これらの書物は独立して書かれましたが、旧約聖書、新約聖書のどちらも一つのテーマについて語っています。それは「私たちの救い主イエス・キリストによる人類の罪の贖い（あがない）」についてです。

旧約聖書にはイエスの生涯と働きを預言した300以上の預言があります。そして、そのすべてがイエスの生涯の間に成就しました。聖書がいつ、どのように記されたかについての違いがあっても、これらの預言のほぼすべてが、それぞれの著者の単なる予測であったり、示し合わせたりして書かれたのでは決してありません。

これらの事実には、本当に驚かされますね！聖書を学び、理解することは、一生をかけて努力することになるでしょう。なぜなら、「限界ある」人間が「無限の」神を理解しようとするのですから。けれど、私たちは聖書を理解することで成長し、生涯にわたり学び続けていけるのです。

聖書を読まないと人生にどんな影響があるのでしょうか。一日読まなかったとしても大した違いはないと感じるかもしれません。それは、薬を服用することに似ています。そんなに効いてないと思う薬でも、服用するのをやめてしまうと「大きな」違いがあることに気づきます。私たちは、常日頃、聖書から影響を受けていると実感できないかもしれませんが、もしイエスとともに歩む習慣をやめてしまったら、いかに魂が飢えているか気づかざるをえないでしょう。

この読書プランを進めていくうちに、日々の学びを「習慣にする」方法を発見し、私たちの生活に神の御言葉を「適用する」ことを学び、さらに神を「信頼する」ようになるでしょう。

考えてみよう

• あなたは聖書の正当性や重要性を信じますか？どうしてでしょう？


• あなたがさらに詳しくこれらのことについて知りたい場合、聖書とその正当性の事実について生涯をかけて知った人々による、たくさんの資料や文献にオンラインからアクセスできます。