ガードレール―人生で後悔しないためにサンプル

私たちの最も後悔していることの多くは、自分の友達と思っていた人々と関連しています。もしかしたらあなたの場合には同僚や、クラスメート、または昔付き合っていた人かもしれません。もしくは、今思い返してみますと、出会わなければよかったのに、と思う友達のグループかもしれません。たとえあなたが一人でいたとしても、最も後悔していることに人間関係が起因した可能性は高いのです。

私たちの将来は一緒に時間を過ごす人によって影響を受けるということを（多くの場合には厳しい形で）、これらの不幸をもたらす友人関係から私たちは学びます。  

これまで生きていたひとの中で最も知恵のある人であったソロモンは、「知恵ある者とともに歩む者は知恵を得る。（箴言 13:20a）」と書いています。言い換えれば、知恵は人から人へと広がるのです。知恵のある人と一緒に生きることで、時間がたつうちに、あなたも知恵のある人になるのです。自然にそうなるものなのです。

さらにこう続きます:「…愚かな者の友となる者は害をうける。（箴言 13:20b）」愚かな人と一緒にいると、彼らの悪い決断がもたらす結果に自分たちが巻き込まれてしまうのです。自分も榴散弾（りゅうさんだん）を被弾してしまうのです。その友人の評判のようにあなたの評判も悪くなります。その友人のように仕事をやめさせられるかもしれません。次の集まりにも招待されなくなるでしょう。 

人間関係におけるガードレールは、「愚かさゆえの結末」に巻き込まれないための助けになります。

では、自分の友人関係の上で注意すべき３つのガードレールを見ていきましょう。この中のどれかがおきた時、危害を受け苦しむ前にあなたの良心を呼び起こしましょう。

1. 本当のあなたではなく、誰か別の人のように見せかけている自分に気づいた時。

2. 以前は誘惑には感じなかったことが、今はそう感じる時。  

3. あなたにとって大事な人に、自分の居所を知られたくない時。

ガードレールは、何か（または誰か）が正しいとか、間違っていると断言してくれるものではないことを覚えておいてください。知恵のある方に導いてくれるものとして存在します。あなたの交友関係で危険なゾーンに向けて方向を変えているものはないですか？どのガードレールにぶつかりましたか、そしてあなたはどう対応するつもりですか？