魂の充電―今日の力　クレイグ・グローシェル著サンプル

イエスの誕生を祝いに来た博士たちを思うとき、すべての生活をほっぽり出して喜んで赤ちゃんのイエスを探す旅に出たという事実に圧倒されます。部族や国家の重要な指導者でもあった博士たちには星を頼りに赤ちゃんを探すよりも大切な任務があったことでしょう。それにもかかわらず博士たちは旅に出ました。誕生された王イエスを探して旅をしていた期間は数か月あるいは数年に及んだかもしれないという学者もいます。

ふりかえって私たちは日常生活や予定を邪魔されたくないばかりに、イエスへの招きを幾度となく見逃してはないでしょうか。忙しさにかまけて日々の生活の中で出会う招きに気づかないのです。年末年始ともなればなおさらです。「近所の人たちを教会のクリスマス礼拝に招待している暇はない。もしも行きたいなんて言われた日には一緒に行ってあげなくてはならないし、そんなことをしていたら会社のパーティに遅れてしまう。おっと、そういえば、上司へのプレゼントを買わなくては」という具合に。

しかし、神があなたを用いて隣人の人生にしようとしている計画を見逃してもよいのですか？

神はしばしばより大切なことへ招くため、あなたのすることに介入されることがあります。今日、忙しすぎることを理由に神の御計画に参加する恵みを見逃さないでください。聖霊があなたの計画に介入してくださり、与えることの喜びを明らかにします。

今日の祈り　毎年この時期はとても忙しくなり、主よ、あなたがご自分を低くされてこの地上にお生まれくださったことを見失いがちです。あなたの愛をもって隣人を祝福できるよう、私が握りしめる自分の計画を明け渡させてください。

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