読書プラン情報

ルツの挑戦サンプル

Ruth Challenge

4日中 1日

エリメレクとナオミはもともとベツレヘムに住んでいましたが、大飢饉(ききん)があったためその地を去りました。そしてモアブへ行き、二人の息子はモアブのそれぞれオルパとルツという女性と結婚し、その地に移住しました。不幸なことに、ナオミとその二人の嫁は、エリメレクとその息子たちに先立たれてしまいました。ナオミはモアブでさらに10年過ごしたのち、ベツレヘムに戻ることを決めました。ナオミは義娘(むすめ)たちに、実家に帰って再婚するように言いました。オルパは去りましたが、ルツはナオミから離れませんでした。



神さまを信じるか逃げるか?

エリメレクとナオミは、神を信じるかそれとも逃げ出すかという二者択一の厳しい状況に置かれ、後者を選びました。それはエリメレクと二人の息子の命を犠牲とする決断でした。エリメレクとナオミはユダ(ほめたたえるの意) のベツレヘム(パンの家の意)を出てモアブ(父によっての意。訳注 旧約聖書でロトとその姉妹によって産まれた子の子孫)に向かったと書かれています。モアブの意味はエリメレクの精神状態を知る手掛かりとなります。神の愛、恵み、父なる神を疑い、神さまが置かれた場所から逃げることを選んだのです。



本当の回心の場合

オルパはナオミと一緒にいると言いながら、自分のためにはならないと判断して、去っていきました。悲しいことに、これが今の多くの「クリスチャン」に起こっていることなのです。「信仰の招き(訳注 英語で"alter-calls")」で数え切れないほどの人々が主のもとにやって来ますが、数日後にはほとんどがいなくなっています。あるいはしばらくそこにとどまり、聖句の通りにすぐに芽を出すかもしれませんが、困難や迫害が起ってくると、すぐつまずいてより 「快適な」生活のために信仰を離れてしまうのです。



でもルツは離れませんでした。ルツは回心の本当にすばらしい例です。周りの人々が去っても、ルツはナオミと一緒に行こうと、固く決心しました。揺るがず、いばらにも負けず、この章の私の好きな節(16-17節)にはこう書かれています。「…あなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。 あなたの死なれる所でわたしも死んで、その傍らに葬られます。もし死に別れでなく、わたしがあなたと別れるならば、主よ、どうぞわたしをいくえにも罰してください。」ルツは犠牲を覚悟して、ナオミとナオミの神に従うために、大切にしていたものすべてを喜んで手放しました。異邦人が選びによって神のものとなるのです――あなたは選びましたか? 苦難の時にも神を信じられますか?



どう思いますか?ぜひtwitterで #RuthChallenge をシェアしてください。
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この読書プランについて

Ruth Challenge

これは聖書の偉大な愛の物語、ルツ記4章を読むための4日間の挑戦です。ルツは人間関係を理解することに挑戦し、神の贖い(あがない)の愛の美しさを教えてくれています。この聖書の挑戦は読むだけにとどまらず、お互いに理解を共有するため、Twitter の #RuthChallenge を使って、読んでいる箇所をシェアしましょう。聖書の挑戦のモットーは、聖書は生きていて、いのちであり、あなたのためにあるのです!

We would like to thank Kanayo Dike-Oduah for providing this plan. For more information, please visit: www.doctorkanayo.com

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