決めかねていますか？サンプル

まだ未完成 ヘブル書の著者は、イエスは信仰の導き手であり、またその完成者であると言っています。イエス様は常に追い求める者であり、イエス様が追い求めるのは私たちなのです。私たちを追い求めるばかりか、私たちの救いの物語もすでに書かれています。小説家の床に散らばる紙切れのように、捨てられ、読まれない物語もあります。しかし、イエス様は多くの物語を書かれ、何も見落とすことなく追い求められます。ひとりひとりの救いの物語があるのです。 イエス様はあなたの物語の下書きをすでに書かれています。まだ起きていない未来の部分もです。それはただの物語以上のものです。青写真、旅行の日程表、計画書、神様によるあなたのための計画書みたいなものかもしれません。よく聞く話なので、作り話に聞こえてしまいます。 「神はあなたの人生の計画を持っています。」 本当にそうなのです。あなたの計画に伴う全ての出来事を私は知っているわけではありません。でも、あなたが神様の許しを受け入れ、イエスを信じて従う決断をする瞬間が計画に含まれていることを知っています。もしあなたがまだその瞬間を経験していないなら、まだこれから選ぶことができます。小説家には、せっかく書いた章が本に含まれないことがよくあります。まったく違う展開で章を何度も書くこともあります。出版にいたるのは、選ばれた章だけです。 神様の机の上には、あなたの人生の物語が色々と置かれています。神様は、あなたがその中から実際に出版される物語を選ぶのを待っておられます。神様はあなたの信仰の導き手であり、完結者でもあります。聖書には「あなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、それを完成して下さる」とあります。 全てをご存知の神様が、私たちが物語を選ぶのを待っているなんて奇妙に聞こえるかもしれません。それはこの世界の有様を反映しています。神様が人類に選択の力を与えたゆえに、恐ろしいことが毎日起こっています。私たちは悪か善、行動するかしないかを選ぶことができます。究極的には、神様はあなたがどう決めるか知っておられますが、だからといってあなたの選択が無意味になるわけではありません。 あなたの物語をどのように終わらせますか？赦し、平安、喜びを見つけ出す章があるでしょうか？。それとも、救いは手の届く範囲内にあったのに、暗闇から手を伸ばして愚か者に見えるのを恐るあまり、皮肉で悲しい結末になるのでしょうか？ 祈り 神様、あなたに手を伸ばす勇気を与えて下さい。私に与えてくださった選択肢を賢明に選べるように助けてください。私のために用意してくださった物語の中でも最高のストーリーを生きたいです。