読書プラン情報

御国がきますように。サンプル

Kingdom Come

15日中 9日

祈り


神よ、今日どのように私の心に働きかけておられるのか教えてください。


メッセージ


今日の聖句は一見しますと、解釈を誤ってしまいそうです。救いとは「努力」し続けて得るものだと、パウロは言っているのでしょうか?聖書の他の多くの箇所から、救いは努力で得るものではないことがわかります。救いは受け取るものです。それは神が私たちに無償で与えてくださった恵みです。では、パウロはここで何について話しているのでしょうか?


「自分の救の達成に努めなさい」という言葉の意味を理解する鍵は、次に続く「あなたがたのうちに働きかけて」という箇所にあります。パウロはイエスの信徒たちに、霊的成長に努めることを奨励しているのです。イエスに従うということは、その場限りの決断ではありません。さまざまな瞬間での決断が積み重なって変えられていく歩みです。イエスに従おうと決心したその瞬間に、あなたは神の目には責められるところがなく義とされる、と神は宣言されます。このように神の子という新しい身分と地位が与えられることを、神学用語で義認と言います。残りの道のりは、神の子という身分にふさわしい人になるためのプロセスで、これを聖化と言います。神は、あなたの人生において、この過程を遂行することを約束されています。「あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせる」神が働いておられます。しかし、これはあなたが神の働きに応えてこそ、実現されるのです。


19世紀の伝道者ジョージ・ミュラーは次のように語っています。「信者は、神からすでに基本原則として与えられていることを完成させ、結論に至らせ、そこから導かれた結果を最大限に生かさなければならない……。神の恵みが信者の心に働きかけたことを、成し遂げなければならない。」


神が働きかけてくださったことにあなたが応えて達成に務める、これこそが究極的には霊的成長の旅です。変えられて人生を歩むように働きかけてくださる神と、私たちは共に働くパートナーなのです。


黙想


落ち着ける静かな場所を見つけ、神との時間を過ごしましょう。これを実行するには、自分自身にハッパをかけなければならないかもしれません。それでも、心が静まる時間を持てるように努めましょう。


神のご臨在をより感じられるように祈りましょう。神があなたの心でどのように働いておられるのか、そしてあなたが霊的に成長するために、どうすればよいかを示してくださるように願いましょう。最後に、神が真実なお方であることを感謝し、神の霊があなたの心で働かれているという意識を研ぎ澄ませられるよう祈り求めましょう。


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この読書プランについて

Kingdom Come

イエスが「豊かな命」を与えてくださるなら、それを手にしたくなるでしょう。私たちは自分を変え、命に満ちた人生を得たいと望んでいます。では、何を変えればよいのでしょう? そして、どのように変えればよいのでしょう?『御国がきますように。(原題 "Kingdom Come")』では、神が招いておられる人生、今までとはまったく違う人生の新しい生き方を探ります。

この読書プランを提供してくださったNorth Point Publishingに感謝します。詳細については、ウェブサイトをご参照ください。 http://northpoint.org

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