勝利者—困難な日々の中で力を見いだすサンプル

耐え忍ぶ力

終わりが見えないようなつらい日々を過ごしたことがありますか？それまで慣れ親しんできた安らぎを奪われたり、もしかすると悔しさや挫折感と戦ってきたりしたかもしれませんね。あなたがどんな局面に直面していようと、そのような経験をしたのはあなた一人ではありません。

ヨブは富、資産、権威、家族、健康、友情を失いました。

預言者エレミヤは自分の国が崩壊し、友人たちが捕囚の身となって連れて行かれるのを目の当たりにしました。

預言者イザヤは預言をしたために体をのこぎりで真っ二つに切られたと言われており、自分が語っていた救い主の到来を見ないまま亡くなりました。

十二使徒は暗殺計画、迫害、飢え、投獄、孤独、病気、死を耐え忍びました。みなキリストの再臨を心待ちにしながら亡くなりました。

聖書は、とてつもなく大きな痛み、苦しみ、困難、喪失を耐え忍んだ人々の話であふれています。彼らが耐え忍ぶことができたのは、何ものも、死さえも、神の永遠の約束から私たちを引き離せないことを知っていたからです。

不完全なこの世では悪いことも起こります。自分ではコントロールできない状況に置かれたとき、落胆するのは自然ですし、悲しむのも当然のことです。

しかし、ひどい悲しみ、痛み、傷、落胆の日々さえも、主のすばらしい慈しみと恵みをあらわすものへとイエスは変えられるのです。

これからの三日間、困難な日々を忠実に耐え忍んだ聖書の登場人物の人生をふりかえりましょう。はるかに大きな目的のために、神が彼らの痛みをどう用いられたのかを一緒に見ていきましょう。