読書プラン情報
新約聖書―90日通読サンプル
「マタイによる福音書」の紹介
マタイはレビとも呼ばれていた取税人で、すべてを捨ててイエスに従った十二使徒の一人でした。マタイがこの福音書を執筆したのは、紀元60年から65年の間だと考えられています。彼は多くのイエスの奇跡、復活、昇天を目撃しました。
神学者の間では、この福音書はおもにユダヤ人に向けて書かれたという説が広く受け入れられています。その理由は三つあります。マタイが旧約聖書の中から60以上の預言を引用していること、イエスを 「ダビデの子」 と呼んでいること、そしてユダヤ文化について説明を省いて書いていることです。「マタイによる福音書」は、新約聖書の最初に収められていますが、書かれたのは「マルコによる福音書」の後です。そして「マルコによる福音書」の97%は、「マタイによる福音書」にも記述されています。
この読書プランについて
これから90日間、新約聖書の260章を旅しましょう。「マタイによる福音書」に始まり、「マルコによる福音書」「ルカによる福音書」「ヨハネによる福音書」、そして最後の「ヨハネの黙示録」まで、救い主によって変えられた人々の教えを通して、神があなたに語りかけてくださるでしょう。
YouVersionによって作成、提供されたオリジナルの読書プランです。