読書プラン情報

ひと足ひと足 主にサンプル

Every Step An Arrival

5日中 1日

神の御業を受け入れる



聖書には古代の歴史よりも、私たち自身のことが書かれていることが多くあります。「ああ、君よ、主がわたしたちと共におられるならば、どうしてこれらの事がわたしたちに臨んだのでしょう。」(13節)この箇所のギデオンの問いは、今の時代の私たちでもすぐにピンと来るのではないでしょう。



死、苦しみ、退屈、嫌な仕事、理解できない人々、そして変えようのない状況にあるとき、神が遠くにいるように感じます。ギデオンの問いに耳を傾ければ、自分の問いに対する答えが聞けるかもと期待します。でも、よくあることですが、聖書の神と人との出会いにおいて答えはありません。少なくとも答えとして、いつものように受け止められるものではないのです。むしろ、命令を受けることになるでしょう。「あなたはこのあなたの力をもって行って、ミデアンびとの手からイスラエルを救い出しなさい」(14節)。



私たちの反応と、ギデオンの反応はよく似ています。「ああ主よ、わたしはどうしてイスラエルを救うことができましょうか。わたしの氏族はマナセのうちで最も弱いものです。わたしはまたわたしの父の家族のうちで最も小さいものです」 (15節)。けれども、神が示されたのは、過去の失敗を振り返ったり、運命を推測したり、自己評価したりしてはならないということでした。エジプトでそうであったように、主導権は神の手にありました。ギデオンはただ約束に従い、それを守るだけで良かったのです。ただ仕えるだけで、神が勝利をもたらすからです。



ここであなたも自分の生涯を振り返り、家族の歴史を調べ、国の伝統を観察し、人が神に応答することを拒否し、神の愛を拒否したときに何が起こるか知るでしょう。不従順かどうかを判断するのはとても簡単です。道徳観が鈍くなったり、不安から胃が痛くなったり、罪の意識から疲れやすくなったり、何かしようというエネルギーを奪ってしまう軽度の抑うつ状態などがよくみられます。



このような症状に心当たりのあるあなたに良い知らせがあります。神はあなたを愛し、あなたの罪を赦し、あなたに新しい永遠の命をつくられるのです。この瞬間、過去の出来事を帳消しにして記録を消し、あなたに関するファイルを焼き払う準備を、神はなさっているのです。あなたがしたことや思いつくことが何であれ、あなたのために神がなさっていることを受け入れる資格を失うことは何もありません。



自分の弱さを感じたり、過去の失敗を意識したりするあまり、神に従えなくなるのはどんなときですか。



  


2

この読書プランについて

Every Step An Arrival

聖霊がどのような励ましや、挑戦や、慰めを与えてくださるのか見当もつかないですが、ユージン・ピーターソンの五つのデボーションがどこへ行こうとあなたの心と思いを動かしますように。各デボーションの終わりにある問いかけを思い巡らして、その日の祈りをしてみてはどうでしょうか——ひと足、ひと足、主に至るための始まりとして。

この読書プランをを提供してくださった、ウォーターブルック マルトノマ出版(WaterBrook Multnomah)に感謝します。詳細はこちらをご覧ください。 https://waterbrookmultnomah.com/books/540871/every-step-an-arrival-by-eugene-h-peterson/

YouVersionはCookieを使用してユーザエクスペリエンスをカスタマイズします。当ウェブサイトを使用することにより、利用者はプライバシーポリシーに記載されているCookieの使用に同意するものとします。