ルカによる福音書 18:29-43

ルカによる福音書 18:29-43 口語訳

イエスは言われた、「よく聞いておくがよい。だれでも神の国のために、家、妻、兄弟、両親、子を捨てた者は、 必ずこの時代ではその幾倍もを受け、また、きたるべき世では永遠の生命を受けるのである」。 イエスは十二弟子を呼び寄せて言われた、「見よ、わたしたちはエルサレムへ上って行くが、人の子について預言者たちがしるしたことは、すべて成就するであろう。 人の子は異邦人に引きわたされ、あざけられ、はずかしめを受け、つばきをかけられ、 また、むち打たれてから、ついに殺され、そして三日目によみがえるであろう」。 弟子たちには、これらのことが何一つわからなかった。この言葉が彼らに隠されていたので、イエスの言われた事が理解できなかった。 イエスがエリコに近づかれたとき、ある盲人が道ばたにすわって、物ごいをしていた。 群衆が通り過ぎる音を耳にして、彼は何事があるのかと尋ねた。 ところが、ナザレのイエスがお通りなのだと聞かされたので、 声をあげて、「ダビデの子イエスよ、わたしをあわれんで下さい」と言った。 先頭に立つ人々が彼をしかって黙らせようとしたが、彼はますます激しく叫びつづけた、「ダビデの子よ、わたしをあわれんで下さい」。 そこでイエスは立ちどまって、その者を連れて来るように、とお命じになった。彼が近づいたとき、 「わたしに何をしてほしいのか」とおたずねになると、「主よ、見えるようになることです」と答えた。 そこでイエスは言われた、「見えるようになれ。あなたの信仰があなたを救った」。 すると彼は、たちまち見えるようになった。そして神をあがめながらイエスに従って行った。これを見て、人々はみな神をさんびした。

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